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生物学を含め、色々と語っていきます。

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学科分属の結果が出る(14時)


バーベキューの時に
「イカの消化管切って~」
「外套膜うまいな」
「カラストンビ発見」と言う会話がデフォになっている状態で、
他の学科に行ってどうするのか・・・・。(笑)
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昨日は「さんパ」をやっていた。さんまパーティーの略ね。
北海道秋の味覚祭り。

今年のさんまは安くて油も乗っていて、良い感じ。
個人的には「焼き坊ちゃんかぼちゃ」がhit。最高。



だが・・・・・・・・・


やっぱり私は蚊に負ける運命のようで。
ハイソックスをはいていたのだが、その上からやられてしまった。
今数えてみたら、計12箇所もやられている。



うん、私はフィールドワークには向かないらしい。
ここまで蚊戦争に負けていたら務まらぬ。
平日に料理するのも面倒なので、保存食を一気に作る。

無菌操作しないで大丈夫?と心配に。

おはしの先を触ってしまったら交換しないと駄目。
(それはもう、チップ捨てるノリで)



先輩(博士課程の院生)に「もうすっかりラボの人だね」と言われてしまった。
適応とは恐ろしいものである。
どんな人にもこだわりってあるものだな、と思った一日。
研究者をやるような人だと普通よりも上を行くのだろうか?

私の師匠が授業用に作ったDNAの分子模型がある。
この写真は私がそれを複製したもの。
 



えー、後ろの子はお気になさらず。

これ、2重らせん以外にも、色々細かいところまで気を使って作られている。
見直しましたぜボス!

(1)大きさは実際のDNAの5×10の7乗倍
実際のDNAはらせんの中心から端っこまでが1nm
このモデルだとそれが5cmに
(と言って計算間違っていたらどうしよう)

(2)心材がイエローチップ
証拠写真

DNAは200塩基対くらいの大きさになると環状になってくっついたりする。
偶然にもイエローチップの固さが丁度良かった。
ボスが「棒わざわざ買う位なら、これで良いのでは」と言い出してやってみたが
こんなにも上手く行くとは思わなかった。


でここからがボスの本領発揮。

例えば、THE CELLのP194の図は5’と3’が逆になっている。
このレベルの本でも5’と3’には構わないのだろうか。不思議。

先生は「(私の本名)、世の中の教科書で
5’と3’が有ってる確率はどれくらいか調べてみてくれないか」

給料どれくらい頂けますか?
「有機化学美術館へようこそ」買ってしまった。


大爆笑物


まさか、分子の構造がギャグになるとは。
(形がペンギンに似てるから「ペンギノン」と名づけられた分子や
「シクロアワオドリン」という名前の付いた分子の事など・・・・エトセトラ、エトセトラ)
世の中、笑おうと思えば何でも笑えるものである事を痛感。


悪い事は言わない。立ち読みでもweb版でも何でも良いから、読む!

web版URL:http://www.org-chem.org/index.html


しかしまぁ。


ただでさえ「つまらない」と思われている、学問と言う代物。そう思われているからこそ、最初位は面白いもので初学者の興味を引くことは必須である。「有機化学美術館へようこそ」の筆者、佐藤健太郎氏も本の中で述べておられるが、「中学、高校の化学の教科書というのは実に不親切で、何とかして化学嫌いを作るために工夫に工夫を重ねたとしか思えないものばかりです」この本を徹底的に刷りまくり、全国の高校生に1冊づつ配布しても罰は当たらないのではないかと(私が考えうる、最高級の賛辞)。(ついでに、生物は2004年度のZ会で)。学問であろうと何であろうと、人間の営みである事には変わりない訳。我々は巨人の肩の上に立つしかないのである。ならばその「巨人」が、何を考え何を感じたのか・・・・・それにガチでぶつかっていく事も、時には必要だと考える。そして、その中でも一番とっつき易いのが、「笑い」なのではないかなと。

なんて事を考えるきっかけになった良書だった。


「理系バカのペパミがうざったい事言っている」と思われたかもしれないが
「あの憎たらしき有機化学を笑いのネタにしてやる!」と思えば心も楽になるのではないか(笑)
(好きな人にはゴメンナサイ)


って訳で、是非是非一緒に笑いましょう。



追記:著者の方は「化学は地味」と仰るが、是非この言葉を贈りたい。

爆発は芸術だ!
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